六町すまいる整骨院|骨盤・姿勢矯正整体・交通事故治療・むちうち
オスグットの正式名称はオスグット・シュラッター病といいます。整形外科や一般的な治療院では成長期に発症することが多いことから成長痛と言われています。
オスグットが発症する原因は、太ももの前側にある筋肉の付け根が何らかの原因によって引っ張られて炎症を起こす事で起こります。
先にお話しした、太ももの前の筋肉や患部の治療を1ヵ月以上続けているのに症状が改善しないとお悩みの方にお聞きしたいことがあります。
腸腰筋の治療やストレッチはしていますか?
腸腰筋は股関節の屈曲動作(太ももを上げる)において、大腿四頭筋と共同して働きます。大腿四頭筋の負担を軽くすればオスグッドは治りやすくなりますので、この腸腰筋を一緒に治療したり、ストレッチしたりすると治癒までの期間が短くなります。
他にも筋肉の運動連鎖で考えると中殿筋、梨状筋、腹斜筋、腹直筋など関連する筋肉がたくさんあります。なかなか治らない、なるべく運動しながら治したいと考えている方、ぜひご相談ください。
関連する筋肉のストレッチはこちらです。腰痛予防編(全てのストレッチがオスグッドに関連しています)https://www.rokucyosmile.com/stretch_koshi
オスグットは一度の力で発症することは極めて稀で、繰り返し沢山使う事で付け根に炎症を起こすことがほとんどです。初期の症状としては膝のお皿の下やももが突っ張った感覚が出てきます。そののちに踏ん張る瞬間や階段などの上り下りで体重をかける際に痛みを発症していきます。炎症期は膝を曲げることも大変になり足を延ばした状態で歩行する特徴があります。
お皿の下は押されると痛みが強く、正座が困難になります。
成長期はとても体のバランスが崩れやすい時期です。身長も急激に伸びたりすることもあり今までとは感覚が大きく変わる時期に入ります。
その為バランスを崩しやすい中でハードなトレーニングをすることで腰の周りから筋肉に負担をかけ続けることにより、踏ん張るための筋肉に力が入りにくくなり、ももに多大なる負担が蓄積していきます。治療をせずに放置していくと筋肉の付け根の軟骨が大きく盛り上がりすねの上部がぽこんと飛び出てきます。痛みを緩和させようとももの筋肉を緩めた姿勢を取りがちになることで骨盤は前傾して腰痛などの要因にもつながってきます。
その為早期の治療をすることがもっとも大事です。
先にも書いた通り、オスグッドは大腿四頭筋と患部の治療だけでは早期改善できないので、体全体(主に下半身)のバランス、筋肉の柔軟性をチェックします。どの筋肉が痛みや炎症に関連しているのかを検査して治療します。当院ではハイボルト療法を使う事で以前では考えられない速度で治っていきます。あとは生活動作や部活やスポーツによる環境やフォームの修正をする事で再発を防ぎ完治していきます。
特にスポーツをやっている子にはアフターケアがもっとも大切です。スポーツをやる前は皆さん体操してくれているのですが本来はスポーツ後が特に大切になってきます!
走ることで筋肉には疲労が重なり、極度の緊張を作ってしまうと動きは狭くなり負担のかかり方が倍増してきてしまいます。ストレッチの指導も徹底的に当院では学んでいってもらいます!しっかりとメカニズムを理解して治療をすれば完治はできます。
早めの相談が早期回復につながります!お気軽にご相談ください!
※他の怪我の予防やパフォーマンスの向上をはかりたい方は楽トレがお勧めです!